ぴーやん・もーの台湾旅行
総統府(おすすめ★★★★★)
一般公開
平日行われいている公開と、休日参観日があります
平日は1階部分のみということもあり、できれば公開部分が拡大される休日参観日に参加したいですね
日本語対応のオーディオガイドが無料であるので、しっかり理解したいかたにもオススメです
ぴーやん・もーは平日の参観に行ってきました
予約は不要で、9:00〜12:00が見学可能(入場は11:30まで)
北側の門にある、現場拝隊の案内の場所へ向かいます
見学には身分証の確認と荷物検査が必要で、まずその列に並びます
身分証の確認と荷物検査
検査する警察官?が大勢いて、少し物々しい雰囲気ですが落ち着いていれば問題ありません
検査が終わると多言語対応のオーディオガイドを受け取って入館します
総統府
日本統治時代の1919年に台湾総督府として建設されました
日本人の長野宇平治が設計
長野宇平治は、同じく台湾で官庁建築を手がけた森山松之助と共に辰野金吾に師事し建築を学んだ建築家
総統府も赤と白のコントラストがあり、辰野金吾から影響を受けていることが分かります
第二次世界大戦で大きな損傷を受けましたが、その後再建され、総統府として使用されてきました
1998年には国宝級古跡に指定もされ、台湾にとっても重要な存在になっています
総統府は東を向いており、その前の道には台北101へと続いています
平日の見学入口はこちらではありませんが、正面もとっても素敵なので回ってみてください
1階の公開部(平日)
総統府は上から見ると日本の“日”の形をしています
通路は広く、小さな展示室が並んでいます
この廊下からも歴史ある建物感と公共の場感が出ています
展示室はテーマによってかなり趣向が異なります
民主化への道のりであったり、執務で使うもののレプリカがあったり、台湾の文化であったり、原住民の存在など
きっとご自身の気になるテーマが見つかるのではないでしょうか
台湾の並々ならぬ努力の結果、今があることに気付かされます
総統が会見等で使う台やデスクのレプリカもあり、総統気分で写真撮影が可能
人気のフォトスポットなので、団体客の波とずらして行くと撮りやすいです
ただ展示するだけでなく、エンターテイメント性も随所に現れているので、楽しみながら見学できます
郵便局もあり、一般業務以外に記念切手等が売られています
もーもこのドット絵切手を購入しました!かわいい
そういえば国立故宮博物院にも郵便局が併設されています
中庭もあり、時間帯によっては入ることもできるみたいです
國之磐石というのも置かれています
台湾は揺るがない、台湾のシンボルである総統府からそのメッセージが発信されているようにもーは思います
1階部分でもかなり見応えがあります
ベンチはないので、座りたくなったら出ましょう
最長でも3時間の見学でぴーやん・もーは2時間見学
これでも次の予定があるので仕方なくです
喉が渇いたら給水機があるので、水分補給はこちらで
紙のコップもあります
台湾の施設でよく見かけます
この台所のような佇まいにノスタルジーを感じるところ、台湾式ホスピタリティ
中正紀念堂(おすすめ★★★★)
“中正”は蒋介石の字(本名)のことです
楊卓成が設計
有名なホテルの圓山大飯店も担当しています
中正紀念堂と同じ敷地に自由広場と掲げられた門と国家戯劇院、国家音楽庁もあります
イベントは定期的に行われるので、入りたい場合は事前にチェックしましょう
色使いが特徴的な中華風の建築様式です
写真では伝わりにくいのですが、この広さ・大きさに圧倒されます
そして細部の装飾が凝っていて、思わずジッと見てしまいます
建造物には蒋介石が目指したものの意味合いが込められているので、気になるかたは調べてみてください
中に入ると天井が高く広い空間が
中央には大きい蒋介石の銅像が鎮座しています
それ以外は衛兵がいるくらいなので、ガランとしています
天井は中心がドーム状になっており、屋根と同じく八角形の幾何学模様の中心に国章が描かれています
そして衛兵交代も見ることができました
静かな中、衛兵の足音だけが響き渡るので緊張感もあります
通常の静かな様子からは見受けられないですが、過去には政治的な出来事が何度も起きた場所ではあるので、この緊張感は気のせいではないはず
ぴーやん・もーの台湾旅行まとめ
入国前
滞在中
帰国時
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